Photography · Science · Memory

見えないものが、
風景になるとき

世界の科学研究施設を歩き、
巨大な実験装置と、その周囲にある日常へ。
未知の世界への好奇心から始まった旅を、
写真と言葉でたどっています。

CERNで撮影した写真。作品シリーズ「Why do we exist?」へ
CERN —「Why do we exist?」より作品を見る →

About

科学の場所で、
人が見る風景。

吉岡さとるは、世界各地の科学研究施設を訪れ、巨大な実験装置と、その周囲にある日常を撮影してきた写真家です。その出発点には、「宇宙の謎を調べる場所は、どんなところなのだろう」という好奇心があります。

早朝の道、誰もいない部屋、作業の跡、人工照明に照らされた機材。見えないものを理解しようとする人間が築いた場所には、研究を支える静かな日々が息づいています。

一人で歩いた夜、明けていく空、撮れなかった雪。写真に写らなかった経験も、制作の手がかりです。科学が世界を知ろうとする場所で、写真家は何を見るのか。その像は、そこへ行ったことのない人に何を開くのか。こうした問いを、写真を通じて考え続けています。

初期にはモノクローム・ポラロイドによる作品を、アメリカ、日本、ヨーロッパで発表。2005年のSLAC訪問を契機に、翌2006年から撮影を開始しました。2007年にはニール・カルダー氏の紹介でCERNを撮影。その後、脳科学を題材とする制作や、土佐和紙によるプラチナプリントへと活動を広げています。

これまでに撮影した主な研究施設

CERN、SLAC、KEK、J-PARC、Fermilab、BNL、DESY、東京大学宇宙線研究所・神岡宇宙素粒子研究施設、東北大学ニュートリノ科学研究センター茂住実験室、SPring-8など。

Selected Works

三つの探究

「Why do we exist?」の作品

01 / 科学の風景

Why do we exist?

宇宙や物質の謎を探る場所へ。巨大な装置と日々の風景を通して、見えないものを理解しようとする人間の営みを見つめます。

作品を見る →
「the universe of the brain」の紹介写真

02 / 脳と宇宙

the universe of the brain

OISTの研究ユニットの協力のもと、Hermina Nedelescu博士と協働。脳内データを用いた作品から、宇宙と生命の像のあいだに感じる響き合いを探ります。

作品を見る →

In Progress

写真を、本へ。対話へ。

書籍制作に向けて準備中

見えないものが、風景になるとき

研究施設を訪ねた経験を、写真と言葉でたどる本を準備しています。装置の壮大さとともに、その場所で過ごした時間、目にした光景、写せなかったものを振り返ります。

科学に詳しくなくても、一緒にその場所を歩くように読める一冊を目指しています。

これまでの本づくり →
写真教室を計画中

写真を見る、読み解く、話す。

「なぜ、この一枚が気になるのだろう」「撮った人は何を見ていたのだろう」。写真の読み解き方を中心に、参加する人と一緒に考える教室を計画しています。

人によって異なる気づきを聞き合い、家族の写真や普段の風景も、新しい目で楽しむ時間に。開催時期や内容は、決まり次第お知らせします。

教室についてのお問い合わせ →

Archive

展覧会と出版の記録

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Perspectives

写真をめぐる言葉

何故、我々はそこに風景を見るのか?

最先端の科学が、世界についての新たな知見を切り開く。その現場で撮られた写真を、変わりつつある「風景」、あるいは新たな「風景写真」として考える。

増田玲氏によるオープニングトークの趣旨を紹介しています。所属・肩書きは掲載当時の記録をご覧ください。

オープニングトーク抄録を読む →
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Contact

写真を通じた出会いへ。

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