2023年 高知県立美術館開館30周年記念展」/そして船は行く/高知県ゆかりの美術


神戸アートマルシェ2017 9/29 - 10/1
Radi-um von Roentgenwerke AG / KOBE ARTMARCHE 2017 (Kobe)


「the universe of the brain」
共同開催:ラディウム - レントゲンヴェルケ/gallery COEXIST-TOKYO (東京)


「Why do we exist? 」


2012年 吉岡さとる作品集 #1: 「ビックサイエンス: スタンフォード線形加速器センター/Big Science: Stanford Linear Accelerator Center」東京都写真美術館図書室に収蔵
Publisher / 出版社 : PPrP


「何故、我々はそこに風景を見るのか?」

吉岡さとるの近作は “ 風景 ” なのか

吉岡さとるの近作は、世界各地の高エネルギー物理学研究機関をめぐるシリーズと、最新の脳科学がフィールドとする脳内の現象をめぐるシリーズで展開されている。

前者は、屋内の写真やさまざま機材・装置などの写真もあるが、大枠の「風景写真」として考えることは可能である。

では、後者はどうだろうか。前述したように、世界観・世界像が変化すれば、「風景」もしくは「風景写真」も変化すると仮定したが、一方、吉岡の「Sciencescape」とは、最先端の科学が、世界についての新たな知見を切り開く現場、まさに世界観・世界像が変化している場に立ち会って、写真家が見たものを写真として提示している。

だとすると、今まさに変化しつつある「風景」の写真、あるいは新たな「風景写真」の生成として、これらの作品を見ることが可能なのではないだろうか。知の最前線が開く新たな世界像の現場そのものでありつつ、それを直接的でなくとも表象する、そうした作品として「Sciencescape」を眺めてみたい。(オープニングトーク抄録より。)

* オープニングトーク抄録
「何故、我々はそこに風景を見るのか?」


増田玲(東京国立近代美術館・主任研究員:美術課写真室長)

菊田樹子 「『何故、我々は存在すのか?』—その答えを解き明かすために生まれた風景」、写真が生まれたその訳を Vol.1、『PHaT PHOTO 2015 / Vol.85』

インデペンデント・キュレーター:菊田樹子


"Whatever is sensible, Beauty distorts. No.2"



beauty distorts-073A1075

・ print year 2020
・ Type print Archival Pigment Print / アーカイバル・ピグメント・プリント
・ Image size 270mm x 340mm
・ Edition #12
・ Exhibited : Gallery 176, Osaka, Japan / Gallery 1839, Taipei, Taiwan
・ Signed and numbered in pencil by the artist on verso

・ プリント制作年:2020年
・ アーカイバル・ピグメント・プリント作品
・ メージサイズ:27x34cm
・ 展示作品 / Gallery 176, Gallery 1839
・ エディション: 12
・ 裏面に鉛筆でサイン


All images on this site are © Satoru Yoshioka / 吉岡さとる
All rights reserved